念願の自分の部屋

「引っ越すよ。家建てるよ。」両親にこう告げられた時、胸が高鳴りました。これは私が小学4年生の頃です。当時は私は自分の部屋というものを持っておらず、自分の部屋の勉強机で勉強という状況にあこがれを持っていました。毎週末いろいろな土地を見に行って、学校から程よく近い場所に決まりました。それからというもの家ができるのが楽しみで楽しみで、学校帰り遠回りして家の出来具合を見学しに行ったり、家に帰ってからは念願のたった6畳のマイルームに何を置くか、あれこれ考えました。いざ引越し当日、住み慣れた家を離れるのは寂しい気がしましたが、新しい木の匂いのする家に着いた途端、そんなことも忘れて自分の部屋に飛び込みました。まだベッドも机もないマイルーム。少し西日が入るけれどベッドがあったかくなり気持ちいいようにセッティングしました。しかし最初は部屋ですごしていましたが、やはり前の家のようにリビングで家族で過ごすことが少なくなり寂しい、と思うようになりました。そのうち宿題はリビングでやるようになり、ご飯が終わった後はみんなで話すようになり…と結局のところ寝る以外ではリビングで過ごすようになりました。でもそれでも家族と過ごせる時間がすごく大切でした。
今はその家を出て一人暮らしをしていますが、いまでも実家に帰った時は、寝る時以外はリビングで過ごしています。そして、寝る時は初めてのマイルームの西日であったまったお布団で寝ています。

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